2016年12月22日

あれから10年

2006年9月にアラスカを訪れて10年が経った。いっしよに行った娘も今は2児の母。アラスカの自然、地球の環境がいつまでも保全されることを願っている。
 



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2006年10月01日

タイガ

アラスカ内陸部の森林はタイガとよばれる。タイガで思い浮かべるシベリアはカラマツ(ダフリカカラマツ)林の世界だ。アラスカではトウヒ(シロトウヒ)林が広がる。タイガは比較的単純でもろい極北の生態系を形作っている。
ウィリアム・プルーイットの「極北の動物誌」(William O. Pruitt, Jr."Wild Harmony Animals of the North")の舞台だ。

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秋のタイガは、濃い緑と鮮やかな黄葉の交じり合った色彩の海だ。9/12 Talkeetna

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緑は常緑針葉樹のトウヒ林。黄葉には、ガバノキ科のシラカバ、ヤナギ科のアスペンやポプラがある。遠目には区別がつきにくい。9/16 Chena River State Recreation AreaのAngel Rock


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Alaska Paper Birch [Betula papyrifera var. humilis] 日本のシラカバの近縁種。9/14 Mt. Healy 

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Alaska Paper Birch [Betula papyrifera var. humilis] 9/14 Mt. Healy 


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Quaking Aspen [Populus tremuloides] 日本のヤマナラシは近縁種。黄金色の葉が風にそよぐ姿は美しい。9/14 Mt. Healy 
 
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Quaking Aspen [Populus tremuloides]9/15 Creamer's Field


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Balsam Poplar [Populus balsamifera] ヤマナラシ属。日本では近縁種のセイヨウハコヤナギなどが導入され、属名のPopulusからきたポプラの名前で親しまれている。9/14 Mt. Healy
 
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Balsam Poplar [Populus balsamifera] 9/14 Mt. Healy


アラスカのタイガを代表するトウヒには、シロトウヒとクロトウヒの2種類がある。

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White spruce [Picea glauca] シロトウヒ。カナダトウヒ。北海道のエゾマツに近い種。樹高12-21m。青緑の針葉。9/14 Mt. Healy

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White spruce [Picea glauca] 明るい茶色のマツカサ。9/14 Mt. Healy


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Black spruce [Picea mariana] クロトウヒ。日本のヤチトウヒ。樹高4.5-9m。黒に近い色のマツカサ。長年、木に着いたまま。しばじば木の上部に固まってできる。9/16 Chena River State Recreation AreaのAngel Rock

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デナリ・ハイウェイ

デナリ・ハイウェイはパーク・ハイウェイとリチャードソン・ハイウェイを]結ぶ135マイル(217km)の道路。大半は未舗装だが、氷雪の山やま、ツンドラの景観、豊かな野生動物で知られる。東のPaxonから舗装の終点Tangle Lakesまで約21マイル(34km)のさわりの部分を訪れた。機会があれば、好きなところでキャンプをし、ベリー摘みをしたい。
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ところで、アラスカのハイウェイ地図を見ると、デナリ国立公園へは、パーク・ハイウェイを利用してアクセスするするのが、アンカレッジからもフェアバンクスからも最短だ。地図の中ほどを東西に走っている道路に、デナリ・ハイウェイとデナリの名前を冠している。最短で結ぶ道路にデナリの名がついても良さそうなのにと気になっていた。

今回の旅で知ったが、パーク・ハイウェイが1972年に完成するまでは、このデナリ・ハイウェイがデナリ国立公園入り口へ通じる唯一の道路だった。成る程。(1957年デナリ・ハイウェイが完成するまでは、アラスカ鉄道と空路がデナリ国立公園までのアクセス方法だった)。


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Paxonから10数マイルほど進んだ小高い丘から、ランゲル山脈の主人たちが望めた。左からサンフォード山(4949m)、ランゲル山(4317m)、ドラム山(3661m)。ランゲル山はPacfic Ring of Fireの最北の活火山。思わず息をのむような美しさだ。


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ドラム山。ワシントン州のレーニア山に似ている。


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デコボコのハイウェイ(デナリ・ハイウェイ)をRVが疾走する。


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デナリ・ハイウェイの北をみると、ツンドラの向こうに、氷河と雪をまとったアラスカ山脈が広がる。


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荷台やトレイラーにAll Terrain Vehicle 略:ATV(全地形対応車)を載せたり引いたりしたRVが多い。秋の狩猟を楽しむ人たちか。迷彩服を着た人がデナリ・ハイウェイには多い。


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Tangle Lakesキャンプ場周辺。このキャンプ場は、多くのアラスカ人が好んで訪れ、べりー採りや野生動物観察(ライチョウやワシやムースなど)を楽しむ。また、グレイリングやレイクトラウトのフィシング・スポットだ。

湖やツンドラや山やまを見ながらの手作りサンドイッチは格別おいしい。ここで舗装道路は終わる。
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アラスカ・野生べりー

秋のアラスカ、魅力のひとつは、豊富な野生のべりー。日本人の感覚では、「こんなのもベリー?」というのもあるが、ALASKA WildBerry GUIDE & COOKBOOKに紹介されている。大雪山の自然と共通性を感じるものが多い。[斜体は学名]

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Highbush Cranberry [Viburnum edule] 食用、熟す前がベスト。9/12 Talkeetna


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Sitka Mountain Ash [Sorbus sitchenis] 装飾用。近縁種のSiberian Mountain Ashは日本でタカネナナカマドとしてしられる。9/12 Talkeetna


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Lowbush Cranberry [Vaccinium vitis-idaea] Lingonberry, Mountain Cranberryともいう。食用。アラスカのベリーのなかでも最も有用なもののひとつ。初霜の直後に採集される。日本のコケモモ。9/14 Mt. Healy


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Crowberryを食べるグリズリー・ベア 9/13 Highway Pass


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Crowberry [Empetrum nigram] Mossbery, Blackberryともよばれるが、ワシントン州やオレゴン州のBlackberryとは別種。食用だか、味がなく他のベリーと混ぜて使われる。日本のガンコウラン。9/14 Mt. Healy


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Timberberry [Geocaulon lividum] Nothern Commandraともいう。食用だか゛あまり採られない。9/14 Mt. Healy


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Bunchberry [Cornus Canadensis] Canadian Swarf Dogwood。ミズキ属。食用だか、味がなく他のベリーと混ぜて使われる。9/14 Mt. Healy


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Bog Blueberry [Vaccinium uliginosum] Alpine Blueberryともいう。アラスカのブルー・ベリーの中で最も広く分布。食用。日本のクロマメノキ。9/14 Mt. Healy


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Raspberry [Rubus ideaus] 食用。7月8月の果実で、時期がおそく枯れかけていた。9/14 Mt. Healy


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Juniper [Juniperus communis] 日本のミヤマネズ。食用。肉料理の調味料として使われる。9/14 Mt. Healy


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Pricly Wild Rose [Rosa acicularis] Wild Roseともよばれる。日本のオオタカネイバラ。果実はrose-hipでビタミンCを多く含む。9/14 Mt. Healy
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2006年09月24日

利用したモーターホーム

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モーターホーム初体験なので、レンタル会社Great Alaskan Holidaysが提供する最も小さなWinnebago Chalet 22RR(2006バージョン)を利用した。いわゆるクラスC、キャブ付のシャーシをベース(フォード・エコラインE350)にし、キャビンを架装したモデル。


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昼間走行中のフロアー平面図

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夜間宿泊時の配置図 日本人の体型なら大人6人まで普通に寝ることが可能

内装関係では、
       12Vディープ・サイクル・バツテリー x 2
       4KW発電機
       ルーフ・エアコン
       三口ガス・レンジ・オーブン
       電子レンジ
       温水ヒーター
       自動強制給排気方式ヒーター
       2ドア冷凍冷蔵庫
       テレビ
家具はオーク 車内の雰囲気はここをクリック

Great Alaskan Holidaysのレンタルでは、これに、寝具、調理用具、食器類、洗剤など普段の生活に必要なものからキャンプ用のイスまで提供される。

ちなみに、このタイプのモーターホームでマイル制限なしを選ぶと9/1-10/5までのショルダー・シーズンは一日$99.95のレートに設定されている。また、お勧めのCollision Damage Waiver (CDW)車両保険は1日$14.95。最初のガソリン・タンク分とLPGタンク分、ローン・チェア($7.5/レンタル)とトースター($5/レンタル)追加と税金を含めると、8日の利用で$1,147.11となった。ホテル/モーテルを利用し、普通乗用車をレンタルしたケースと比較してみると半額以下の費用になる。

車載タンク類は、
       水    136L
       生活排水 114L
       汚水   136L
       LPG    68L
       燃料   140L

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タンクの状況はLEVELS TESTのスイッチで確認。

車の大きさは、
       全長      6.935m(我が家のマイカー 4.485m)
       全幅      2.590m(1.735m)
       ホイールベース 3.505m(2.525m)

エンジン系は、
       形式  V10(H4)
       容量  6.8L(2L)
       燃費  4.3km/L 今回の走行998マイルでの実績

V10/6.8LのフォードE350エンジンは、普通走行時は、ジェントルな感じがし、大き目の車体にしては加速感もある。オート・クルーズを時速65マイルにセットし、きつめの登り坂を走行し始めるとエンジンの回転数は5000RPMを超え、咆哮を発しながら凄まじい程のパワーを発揮した。
posted by Fat Mountaineer at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ帳

2006年09月23日

RVキャンプ・グラウンド

アラスカには、自然に恵まれたキャンプ場がいたるところにある。周りの風景が気に入れば、そのままキャンプできる。それが大きな魅力だ。

ただ実際には、ピーク時にはいいキャンプ場ほど早く場所がなくなる。デナリ国立公園のキャンプ場は、予約をすすめている。

また、モーターホームの生活は、水、電気、排水を前提としている。車に備蓄されたこれら資源はよく持って2日程度。(LPガスは普通に使って10日程度、電気は発電機で使用できるがウルサイ。多くのキャンプ場ではQuiet Timeが指定されている)。

したがって、水、電気、排水設備の整ったキャンプ場と豊かな自然のキャンプ場(つまり設備があまり整っていない)とをうまく織り交ぜた計画が必要だ。

多くのキャンプ場では無線LANでインターネット・アクセスができる。メールのやりとりや、Webアクセスは、モーターホーム旅行でも有効なツールだ。


今回のモーターホーム旅行は、9月中旬のショルダー・シーズンで殆んどのキャンプ場が割引レートで利用できた。


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第1日目のTalkeetna Camper Park
既に管理人は帰っており、セルフ・レジストレーションで好きな場所にキャンプ。


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2日目、3日目のデナリ国立公園内のRiely Creekキャンプ場
キャンプ場内には、水、電気、排水はない。アカリスが走り回っている。トイレ、ゴミ処理などしっかりとしたインフラがある。


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4日目 デナリ国立公園入り口近くのDenali Rainbow Village RV Park
コマーシャル・エリアにあるだけあって、直ぐ近くにギフトショップ、レストラン、グロサリー・ストアがある。


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5日目 Chena Hot Springs ResortのRVエリア
このリゾートは、ホテル利用が前提となっている。RV Parkの設備は必要最低限。温泉に入れ、夜はオーロラ観察ができる。


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6日目 Smith's Green Acres RV Park
アラスカン・ハイウェイとリチャードソン・ハイウェイが合流するDenali Junctionにあるキャンプ場。土曜日の利用だったせいか、書いてあるビジネス時間に管理人が不在だったのと、無線LANはあるもののサーバーが停止しているらしくインターネツト接続ができない。なんとなく不安になった。


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7日目 Nothern Nights RV Campground
リチャードソン・ハイウェイとグレン・ハイウェイの合流地Glennallenの比較的小規模なキャンプ場。場内にトウヒの樹木が散在し、管理もいきとどいている。


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8日目
アンカレッジのダウンタウンにも歩いていける。便利なだけ自然に恵まれたキャンプ場とは言いがたい。幾分クリーンさにもかける。


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どのキャンプ場も日本のオートキャンプ場との比較では優れていると思う。個人的な気分では、デナリ国立公園Riely CreekやGlennallenのNothern Nightsはもう一度利用してみたい。
posted by Fat Mountaineer at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ帳

2006年09月22日

9/22 我が家に無事到着

目標体重:60.0kg
目標までの残り:-2.7kg
[ダイエットグラフ表示]
一回目測定
体重:62.7kg
体脂肪率:17.7%
BMI:21.8
昨日9/21(木)13過ぎに成田空港到着。搭乗機が着陸してからゲートに着くまで20分以上かかった。成田空港をぐるっと回ったみたいだ。

税関を出たところで、パーキング会社に連絡したら直ぐにマイカーを配車してくれた。アンカレッジで購入したバッグもふくめて、大荷物をつみこむ。

錦糸町から神田橋まで首都高が渋滞したが、あと高速は比較的スムースに流れる。今夜からの生活のため、スーパーによって食料調達。

我が家にて、楽しく安全に過ごせた今回のアラスカ、モーターホームの旅にシャンパンで乾杯。
posted by Fat Mountaineer at 06:58| 普通普通| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年09月20日

9/20 Dallas-Fortworth空港にて

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昨夜22時アンカレッジ発の夜行便を利用して、ダラスに到着。空港にて溜まったe-Mailをチェック。もうすぐ成田行きの飛行機に搭乗。ダラスのDuty Freeには殆んどほしいものがなく、残念。
posted by Fat Mountaineer at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

9/19 アラスカ最終日、アンカレッジにて

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モーター・ホームをチェックイン。走行距離は998マイル。充実した旅だった。空港でレンタカーを借りて、アンカレッジのダウンタウンでショッピング。乗用車クラス(フォードのエクスプロラー)の車のなんと軽快に感じることか。

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海産物のお土産や記念品を仕入れて、アンカレッジの街を散歩。楽しかった旅も、後長〜い帰国の空路となる。
posted by Fat Mountaineer at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

9/18 グレン・ハイウェイで再びアンカレッジへ

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昨夜はNorthern Lighsが見える程Clear Skyだった。そのせいか、朝は気温が下がり、モーターホームに接続するWhite Water(水道水)も凍ってしまった。車に貯蔵しているタンクの水に切り替わっていた。

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ドライバー・シートに座る娘。(座っているだけです)

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秋のアラスカの印象を記憶に留めて。

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アンカレッジのダウンタウンを3人で散歩してシップ・クリークへの帰り道、顔をあげると正面遥か彼方(250km先)にデナリの雄姿が見えた。

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アラスカ最後の夜もアンカレッジのRVキャンプ・グラウンドに泊まる。ダウンタウンの日本人が経営する海産物屋(やまや)でアラスカン・キング・クラブを買ってきて、自炊のディナー。シャンパンでアラスカのすばらしい自然に乾杯。それにしても、このカニは何もつけずに食べてもホンノリ甘く、三人とも大感激。
posted by Fat Mountaineer at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記